コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

春、北上の巻

春。

3月も半ばを過ぎ、今期もあと僅か。

相変わらず先のことは先延ばし、昨日は有り難くいい飲みをしたのと、今日は振休なので久々に北に「上がろう」。と言っても新庄程度なんだが(午後出と気温18℃を天秤に)。

 

その前に。

あれだけ苦労して調整したフォグランプなのに、RAMマウントをシガーソケットから離そうとしたらスイッチの配線が遠い…。余裕持たせるようにしたはずなのに。という訳で延長(2度目か?)。


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圧着接続端子が残ってたので15cmほど伸ばした。まだまだ電工ペンチも下手だし風の強い中カーポートの下では色んなものが飛んでいく。が、まあなんとか完成。適当にテープ巻いたから明日朝一でもう少し整えよう。

久々に冬の格好をしないで出る。冬専用にしているワークマンのイージスやラフアンドロードのウインターは洗ってしまおう(グローブに至っては、インナーも付けずヒーターも使わず一番薄いやつで帰りまで行けた)。

 

平日なので気持ちものんびり14時に出発(結局遅い)。

実は久米の里辺りにしようかとも思ったけど、どうも頭に浮かぶのが新庄だったんで、やっぱりと313から月田へ折れる。とにかく暖かく快調。この気温だと、どれだけ上がっても日陰を見ても凍結や積雪の気配がない。やっと春になったんだと実感する。


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休憩。冷たいコーヒー飲みたかったのに押したらホットが。残念。

 


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16時過ぎ、道の駅がいせん桜新庄宿着。平日走りはいいもんだ。道の駅ではちゃんと食事をしたい反面、いつも営業終了する頃に着いてしまうし、そこまでお腹を空かして出て来ない。うーむ、無計画。

とりあえず黒豚まん。温めてもらえる。

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肉がごろっ。玉野の八十八家本店のだった。

 

おみやげはサルナシジャム。

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以前は道の駅風の家でよく買ってたがいつの間にかなくなってて、確かニュースで新庄の自生サルナシを商品にする取り組みかなんかが取り上げられてた(記憶)。

で、ついに出来たのかと半ば感動し即購入。キウイみたいで好きだったんだコレ。

 

来た道帰るのも全然あり。この期に及んで18℃もある。日曜は崩れるらしいから明日も出たいなあ。そんな200km。

渋滞走orz

という訳で走る。

三連休の中日で晴天だし明日は崩れるし来週末に至ってはイベント現場だ。短い二月に二度の三連休。人生同様である。

 

さて。気温はいっとき、ぐんと上がったものの、また下がってて(昨日までの予報では今晩から明日の朝にかけて雪マークも)、北に上がる手はない。先週なんか3日も走ったのだが、成羽、円城、有漢と何となく上がっている。

そこでこんなとき意外と「ツーリングマップルのおすすめルート」。未走箇所を探してみると、県道28号岡山牛窓線があった。

ここを走るには岡山市街地を通らなくてはいけない。普段倉敷を中心に西寄りばかり走っている自分には、少々勝手がわかっていない感じ。とりあえずR2に乗る。

 

…早速乗るまでが混むんだな、まず。で何とかR2に乗ると早島、妹尾、古新田で渋滞。しばらく走って県道45号に折れ、お目当ての県道28号に入る。もうこれだけでも、知らない町走りなれない町だなあ。これはこれで非常に楽しい時間。

 

おっと、ここはよくお世話になったOさんの事務所が近いぞ。写真撮って後で送ろう。

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ここから先がまた渋滞だ。何でこの道がおすすめルートなのかわからないが、快走感はほぼなく、左右に店も多く急に出て来たり右折待ちだったり、こちらもきょろきょろしながら流れに身を任せる。

益野辺りでまた渋滞。実は、走行ルートをGeoTrackerで記録しているので速度帯が色分けされていて、あとで振り返ったときにどこで渋滞したかがわかるのだ。

 

西大寺でも何度か渋滞につかまるがそこを抜けると後はほぼ快走。牛窓港に到着。

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いいなあ。これぞ牛窓。のんびりする。

 

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同じ瀬戸内でも、よく行く沙美や笠岡、児島とは違う雰囲気。

 

県道28号を走破できたので今日のミッションは終了。コンビニでおやつ食べよう。

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さて帰路は、県道39号備前牛窓線で伊部まで上がろうかと思ってたが、邑久まで上がったところでブルーラインに乗る。この時点で既に午後5時。少し日が長くなったとはいえ、この後のことを考えるともう西へ向かわなくては。

 

ブルーラインを快調に飛ばしR2へ合流。と、ここからが渋滞の本番だった。福浜、青江。大規模な道路工事をしたんじゃなかったんかと、毎度のことながら道路が立派になることと渋滞の解消が体感的に一致しない(まったくもって)。GSではすり抜けることもままならず大人しく付いて行くほかない。はあ、東に行くとこうなるんだよなあ。だからいっとき高速をよく乗ったんだが。

 

最後は倉敷でも渋滞となり、側道を下りた(これはこれで渋滞なんだが)。

14時出の4時間走は、距離にして99km。100km行かなかったから「小走り」カテゴリーにしたんだが、それくらい渋滞で動かなかった。GeoTrackerでも平均速度は30km行ってない。

 

また行きたいんだけどなあ。

 

今日の全行程。赤い部分が頻繁に…
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心配。

朝から大学のボランティア活動に出掛けた娘が途中で帰ってきた。何かある度体調を崩す傾向も心配だが、それはとてもよくわかる面と、男ではわからない面がありやっぱり心配。それも朝早くからほとんど近くまで行って帰ってきて。可哀想に。

 

よくわかるのは、本人の性格は自分に似てる(と思う)し、僕自身転職後通勤が辛く何年も通院したから。

急遽家内と病院に行った。少しでも何か分かるといいが。

 

かくいう僕も、娘の昨日からの状態を案じてか胃に来ていた。消化してない感じ。もし同じ原因だったらと、余計なことを余計に心配する(性格通り)。

気を紛らわせるように、浴室乾燥のフィルター掃除してフィルター割れてたからネットで注文し、さらに本も一冊買った。

 

どうなんだろう…

 

と思ってると家内と帰ってきた。症状は◯秘のようだが…馬鹿に出来ないのとやっぱり原因が。毎月+行事の度にこうなるのであれば、もう少しコントロール出来そう。

 

男ではわからない面かなあ。

足掛け3年、ひと区切り。

思えば…最初はポスターの提案作業からだったな。

 

その大きな仕事は、獲得の段階では全く声も掛からず、提案書の実施体制図も実際とは程遠い位置だった(それも申し訳程度)。動き始めて初めて呼ばれると、本番までの約5ヶ月、殆どの時間をそれに割かれる日々が続く。

 

思えば…毎度大仕事が来る度こうなる気がする。例のイ◯◯◯◯◯◯◯、大◯◯◯、パ◯◯◯。呼ばれないんだよな…最初は。(代打の切札とある担当は言った)

 

そして足掛け3年。先日、本番終了後10ヶ月かかった冊子を最後の納品物として納め、すべてを完了した。その際、先に挙げた大仕事同様、最大限の評価を頂いた。やってよかった。あの日々がすべて肯定された瞬間。

 

「その」本番はたったの数日である。

その準備と広報に半年弱。

そして10ヶ月かけてこれら記録を一冊にしたのだ。

長かった。そして、あっという間。

 

思えば…その本番はとっくの昔、去年の4月。薄れようのない記憶ではあるが、正直感情は上書きされている。

他の仕事同様、手探りかつ正面からぶつかっていった。それぞれの思惑や言葉を翻訳しラフに描き、各所に都度理由や解釈を伝えながら。全体がまとまるよう、良くも悪くも「ひとつの意志」として、誰もが理解できるように。

 

思えば…どの仕事でもそんな立ち位置を、求められずともやってきた気がする。5年に一度くらい繰り返されてきたような。

 

そして、トップが満足し、「胸を張れるものができた、皆で作ったんだ」という意識になることが絶対必要だ。どんなに正しく理屈が通り時代に沿い名のある会社が手掛けたとしても、制作のミッションは、クリエイティビティなんかではないのかもしれない。

 

「…サイト、一新されてましたね」

「…ええ、◯◯という会社に言われるままになっちゃいまして…」

「」

というのはよく聞く話。残念ながら。

短い時間と限られた費用で正しく進めるにはあまりに複雑な作業。だからどうしても「とはいえ」論になり、どちらか、あるいはどちらも妥協するか揉めることになる。

 

うーん。

手抜きとか、クオリティとか、忖度とか、そんな簡単な話ではないし、それでもプロかとか感情なのか常識なのか、誰にも答えなんかない。いや、正解なんかない。そんな世界。

 

それでもとにかく、

ぶつかることを恐れずこれまでの経験を全部持ち込み、形と言葉にし続けることでしかなかった。

結果、自分で無数にラフを描いた。グラフィックやWEBそれぞれのチームがいたが、誰よりも「かいた」かも知れない。

 

それでも次の大仕事に呼ばれない辺り、これで良かったのかどうか。この経験が目に見えて生きたためしもないが、ま、自分だけにしまっとけばいいか。

 

だからこそ、

「あなたがいなければできなかった」

「どこへ行ったとしても必ず声を掛ける」

と、言っていただけたのは、

間違いなく正しかったと思える出来事。

 

そして当然自分の力だけではない。

ラフを、指示を、スケジュールを、

度重なる変更を、読めない赤字を、

全部飲み込んでくれ、形にしてくれた、皆さんに感謝。

このまたひとつ自分に加わった、

貴重な経験に大感謝。

 

2022.11-2024.2

 

#G #cd

そしてまた生きるのだ

とはいえ、心配だった。

 

取っていない、見つからなかったのは事実。

ならば安心しかない、はず。

それでも、それがどういうことか理解できていないのも事実。

向き合えてない。これに限ったことではないが…

 

仕事を抜け順番を待つ、いつもお世話になっている大病院。いつもの(といってもまだ数度しか話したことのない)、女性の先生。淡々と話すその方が、どこか苦手だった。

 

結果。次は数年後でいい。今回「取るようなものは」無かった。前回取った跡も問題なかった。なので、検診で引っかかれば別だが、ということを話し終えるとさっさと終わろうとされた。

いや、待ってくれ。一緒に喜んでくれとは言わないが、これまであなたは「言った」かも知れないが、こっちには「伝わってない」。どれ位心配が必要なのか、教えてくれと。

すると、心配しなくていい。それが必要なのは、取れなくなってからだと。

 

ほっとし、自然と感謝の言葉が出た。まずは数年が約束された。しかしもともと有限の時間。それを意識し終わりがあることをはじめて理解したからこそ、はじまりを理解したように思う。それに、それがあるから終わりというゼロイチではなく、そうであっても今を精一杯楽しめるのだと教えられたような気がする。今更ながら。

 

ここにもうまく書けない。が、実はこうやって皆暮らしているのかと思うと、手放しで生きているやつなんかいないと思えるようにもなった。その中で皆、楽しみ喜び頑張っているのだと。

 

まずはそれだけ。その有限を刻むように長らえていくもの、それが生きること。なのだと

2ヶ月ぶり、GS復活

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交換した部品一式。

(丁寧な説明を聞いた。チェーンドライブに比べて普段のメンテが不要な分、大きなことになる。まあ要するに未然に防げて良かったと…)

 

朝から変な天気だったが降水確率が低いうちにお店へ。12月10日に預けて約2ヶ月。長いことかかった車検+修理が完成したと連絡があったのが先週で、久々に○卒初任給並の現金を用意(泣)。

 

代車ADV150にも慣れた頃、物足りなさも感じつつあったが元の大きいのに乗れるのかと少々不安を抱きつつ。

 

今回お願いすることになったのは、ファイナルギアOHと車検一式。実はこの直前にツーリング中どっからか「異音」がしてそれも相談しつつだったのだが、これがまた例によって再現されず(泣)、録音した音からどうやらどこかしらのリレー誤作動ではないかという状態。(結局また再現次第突き止めることに)

ファイナルギア〜に関しては、車検入庫時にガタつきが見つかり提案されたもので、この辺が情けないことに全く想定外というか無知というか。

 

とは言え10万kmを超えてなお元気といえば元気で、日頃のコストを考えると丈夫なマシンなのかもしれない。さらにブレーキOHがあったばかりだったし大きな出費が連続して凹んだものの、これでまたしばらく乗れるんじゃないかな(でないと困る)。

 

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久しぶりの対面。数値は重いものの角度によってはスリムに見えてくる。

 

店を後にして、体と感覚を慣らそうと数十キロうろつく。久しぶりなのに重さよりもスムーズさを感じる。うれしい状態。クラッチフルード交換、プラグ交換、エンジンオイル交換、ファイナルギヤオイル交換、トランスミッションオイル交換…当然か。


それにしても歳をとってしまったか、欲しいバイクがなくなってきた。軽く新しい1300GSというものがあるが、お金もないけどそっちじゃない感。80GSやV85TT、それか昔から言ってる600クラスのシングルOFF…。結局古いマシンにしか興味がないのか。若い頃理解できなかったおじさんの気持ちが分かるおじさんになってしまっていた。

 

働いても貯めても節約しても、こうしてチャラにしてしまう…

増やさないと。(泣)

唯一の安心

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かつて住んでた社宅跡。跡形しかないが、みんなで集まった大きな木は当時のまま。

明るい光を放つ商業施設が、通学路も消してしまった。

愛媛から引っ越して2年間、ここから小学校へ通った。

裏の酒津公園も、ソフトボールの場所取りに土曜日の集団下校前に学校からここまで走った思い出…

 

今日は朝から散髪。長年通った(と言えば大袈裟だが)千円カット店が閉店していて軽いショック。若い頃は美容院に通ったりもしたが、40位からできるだけ安い選択で転々と。ようやく今の店に落ち着いたのに、改装のタイミングなのか残念。
という訳で、その前に通ってたさらに家に近い別の千円カット店へと移動。以前はあまりいい印象じゃなかったけど、とてもよくなってた。たくさん並んでいても早い回転で捌かれていく。なんだ正解か。

一度帰って午後は歯医者。結婚して初めて行った歯医者なんだが、歳とともにメンテナンスの必要が増している。今回2年、間が空いていたので、例の件もあり少々不安。

レントゲンを撮り診てもらうと、前回撮ってもらったのが10年前にも拘らず、「とてもいい状態」だった。虫歯も歯周病もリスクがかなり低いレベルで「貴重」らしい。親に感謝するところである。

(話は変わるがここの担当スタッフさん、うちの家族のことや細かい会話の内容もよく覚えていて、人として持ち上げてくれる。ほんと素晴らしい対応)


考えてみると、今週は月曜に毎月のクリニック(血圧、これはよい数値だった)、水曜にコロナワクチン(6回目)、そして今日と3か所の医療機関にかかった(ついでに先週金曜は〇視鏡検査)”病院ウイーク”。

 

これがさらに、全部自宅から自転車圏内でありがたい。

(今日の唯一の失敗は100均で買った300円の財布が流石にハズレだったこと…)

 

とにかくあっという間の半世紀で、もはや手放しでいられるものなど何一つないけれど、できないことに悩み見えないことを見てもしかたがない。

できることをやる、いいことばかり考えよう。

それが、有限の時間を大切にすることかもしれないなと。