コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

地震!

夜11時位か、突然3台のスマホから例の警告音。そして外から放送と警報が鳴り出した…

緊急地震速報です」

「大地震です」

入り乱れる最大限の警告に心臓が止まりそうだ。お、大地震て…まずどれくらいなんだ…

例によって疲れて本読んでたから飛び起きて、スマホ片手に階下へ。子どもたちはテーブルの下に隠れていた。揺れ自体はそうでもない。時間も大きさも。震源はどこだ。豊後水道か…収まった。倉敷で3、愛媛で6らしい。

最初の警報からあっという間。何か出来る時間じゃないな。取り敢えず、今にほっとしよう。あぁ

 

しかし子どもたち元気だ。一瞬絶望していとこのいるスイスに住もうかなんて言ってたのにもう爆笑してる…

国道往復でも

4月よりはじまった新年度。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

(走っても、書いたり書かなかったりいい加減なブログ)

 

私この度6年間在籍した支社を離れ、10年以上勤めたはずの本社に異動と相成りました。しかし久々の電車通勤と転職並みの環境の変化(自分比)から、思った以上に疲労を感じてしまっており、毎週末しっかり逃避走に勤しんでおります。

本当はやらなければいけないことが諸々山積なんですが、机に向かうや眠気と覚悟の無さに連敗続き。できないものはできないと、取り敢えず割り切ってる初月です(gkbr)。

 

(前置きはこのくらいにして)今週こそ連荘はやめて、やるべきことを進めようと思っていたのに、それ以上に走らなければ死んでしまう(自分比)。葛藤と熟慮を重ね最後は己に負け、軽く出ようと覚悟を決める(生きるために)。

 

実は…昨日も走っていて(さらには先週も先々週も。しかもしっかり土日と2本ずつ)、そろそろ手頃な走り先が無くなってきた。まだ行ってない、広島側で一番近い道の駅を目指す。

手持ちの古いツーリングマップルにはまだ載っていなかったが、福山の隣・府中に1箇所あった。道も単純だし距離も丁度いい。15時出でも行けるだろうということで西へ。

 

が、国道486旧山陽道沿いにあるということは…矢掛みたいなやつか。山陽側の国道ならほぼ街中。こんなところにどんな道の駅があるのか、と思いつつも深く調べずに出発した。

 

ルートは真備から486一本。普通のバイク乗りなら面白くもなんともないルートだが、そこは自分の特技かもしれない。何度同じ道を走ろうが移動そのものが目的になろうが、脳がそれを「旅にしてしまえる」のだ。

 

真備から早速、空の軽い青と土手の黄緑が続き、思いの外幸福感。この瞬間を走れている喜び、とでも言おうか。桜の華々しい姿もいいけれど、ほとんど散った後は視界を埋め尽くす春(から初夏)の風景が素晴らしい。(にしても、変なペースのクルマやウインカーの遅いクルマが多かった…。なぜ曲がる直前にウインカーを出すのか。なぜブレーキの意味を後続に知らせないのか…春だからか)

 

超重量級のGSには辛い安全運転が続き、井原神辺辺りは交通量が案の定。ここから西はほぼ初めてだ。車線が増えたり減ったり、バイパス的なのに信号が減らずなかなか快走出来ないまま、ようやく16時半過ぎ閉店間際に「道の駅びんご府中」へ到着。

 

?どこが道の駅なんだ?

普通に地元の店に買い物に来たレベル…駐車場に停める。遠くを見れば山に囲まれているが、風景はほぼ街中。自分の道の駅観から最も遠い印象。
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ん。あの奥か?なぜこんな強引に道の駅にしたんだろう。ターゲットは観光客じゃないとかー
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反対側。こっちにも山はあるが、周りは生活感と市街地感がすごい。
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確かに、特産品売場や飲食のスペースがあり小綺麗。ただここまでのアクセスがなあ…。福山も抜けなきゃならないし、うーむ(間違ってるのは俺の方か)。
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…閉店間際だったので缶コーヒー。

 

帰りはガソリン入れて来た道戻る。ま、コレはコレでありだな。長旅に出ても思ったように走れないことは多いし、アクシデント(転倒、違反)だってある。今回は珍しい道の駅を知ることができたし、手頃な時間と距離と最高な春感の中、のんびり259系エンジンを味わえたし。

ほんの少しだけいつもと違う道を走れたら、もうそれは自分的には「旅」。長旅中のワンシーンとして認識できるという性格なのだ。結局は自己満足。

 

今日も往復110km。帰ってGPSの奇跡を見てみると、やはり府中のまちは山に囲まれていた。486だけを西に東に走った分、基本的に街中が多かったがずっと山が視界にあって旅感が補われた3時間半だった。
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走るという、逃避

明日から新しい期。

でも、今日までは何も考えずに走ると決めてた(…うん。きっとそうだ)。

 

朝から某大型商業施設内にある1000円カットに開店前から行くもすでに15番目。回転が早く、自転車で5分だからいいものの、それでも30分近く待った。

さらに帰りにスーツをクリーニング。来月まで使える半額券があったからだが、それにしても服なんか長らく買ってないな。

さらに②、昨日試走したコミネのパンツ。少し薄い膝カップに換えてみる(本当は肘用)。裾を伸ばせる機能があれば(もしくはストレッチ)いいのになあ。後はまったく文句がない(安かったし)。

さらに③、ハンドルのグリップ保護用に使ってるシュリンクチューブを交換。左側がグリップそのものを削ってしまってるので、そこまでカバーするよう長めに。あと、エンジンオイルが減り気味。

 

さて相変わらず目的は移動のみで、新見まで180を上がって182で鯉が窪、東城を南下というただ国道ひたすら走。でも今こういうのがいいんだ、本当に。流行りの店や話題のスポットに寄らなくても、沢山人集めて集合しなくても、これでいいのだ。

 

走り出すと…昨日よりさらにバイクが多い。そしておそらく花見客もあちこちにいるだろう。しかし…何人かでツーリングなんて長らく行ってないな。今日もよく手を振ってもらった。

何度も走ってる180なのに楽しい。安心して北上。昨日よりさらに黄砂が多そうだが、意外と花粉も含め害がないタイプ。ユニク◯のエアリズ◯マスクでかわす。若い頃から林道を走ってきたことで免疫ができたと勝手に思ってる。

 

給油しただけで道の駅鯉が窪まで一気。実は今日の予報はずっと曇り。それこそ新見あたりには雨雲の予報。それこそ昨日とは打って変わって景色が映えない。180を高梁までは桜もかなり見られたが、新見から先はほとんど冬景色。曇り空も相まって、暗く悲しい風景だったので通り過ぎてしまった。

道の駅にはバイクも多かったが、野菜ジュースとフランクフルト(惣菜)だけ小腹に。ほんとはここの食堂のラーメンをいきたいところだが、昼だけの営業なのでなかなか機会がない。

 

さらにそのまま182を走る。東城もさんわ182ステーションもスルーした。でも日も暮れた曇り空の田舎を走ると、それだけで旅を感じられる。それだけでちゃんとしたツーリングをしている気になれる。その瞬間のためだけに生きていられる。

 

写真すら撮らなかったが、旅でもない旅はいいもんだ、な200km。

北=蒜山のことで、北=春ということ。

昨日のことも来週のことも忘れよう… #現実逃避

気温と天候は大丈夫(なはず)だが、この土日黄砂が心配。一番困るのは視程障害(全国的にそんな恐れ)。霧で一度怖い目にあったが、それだけが心配だった。

 

何かあったら引き返すつもりと、先週は雨だったし走らないまま週明け迎えることを考えると気を失いそうなので、北へ無条件に行く。

 

313を大人しく北上し、美甘辺りの春感。まだどこも桜はもう少しというところだが、時々目を奪われるように咲いていた。あと、走っていても菜の花の香りは分かる。

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何も心配なくここまで上がれるようになって、初めて春。夏のことは考えたくないが、それまでの短い春を目一杯楽しむほかない。

 

黄砂は…この辺ではほとんど影響はなく、いつも通りの春という感じ。それと、先日安く手に入れたコミネのパンツの試走でもある。

本当に安かった。ウエストはジャスト。欲しかった黒で、ポケットやベンチレーションも十二分。素材もいいが、欲を知恵もう少し丈が欲しい(僕も足は短いけど、がっちり体型なんで、その分プロテクターがあるとずり上がってしまう。まあ良しとするか…

 

走りっぱなしで、道の駅がいせん桜新庄宿へ。

いつもと違ってバイクは奥へと追いやられるが、桜はどこもまだで、車も殆どいなかった。バイク置き場を作る必要は、まだなかったな。

ただここまでバイクは多かったし、アドベンチャーもよく見た。そしてここで広島からのトランザルプ750さんと話す。

2週間前にも来てたので今日は小休止だけ。

 

K58、おなじみの野土路。あ、やっぱり大山の上は白いんだ。それでもここに来れることが春。
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ちなみにトンネルの手前は、雪が道路脇に残ってた。

 

そして道の駅風の家。

取り立てて空腹でもなかったが、何か買おうかとお土産を見たり、昨日のラーメンを外した分取り返そうと食券前で悩むが、結局出る。
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と、ちょうどここで雨が降り始めた。あ…雨?まったくのノーマーク。酷くなりそうもないが、雲の切れ目もない。南部は間違いなく降らない(と信じる)から、とにかく南下を急ぎたい。

 

結局レインウェアを着るまでもないが、そこそこ降って勝山位でようやく晴れ間がさした。助かった。

 

結局313〜K66で南下、帰宅。新庄以降GPSアプリが記録を止めてて距離は分からなかったが、久々に北まで来れた。

何もせず、ただダラダラと走るだけで、よかった。

 

 

始まりの

残念。

密かに期待していた社内アワードはかすりもしなかった。投票だから仕方ない。が、いろんなエントリー、いろんな価値基準。仕事に投票するってそもそも、好き嫌いなのか優劣なのか。これで3年に及ぶ仕事も吹き飛んだ。その位、残念。

(以前心血を注いだKという大きなプロジェクトに至ってはエントリーすらされなかったしな…タイミング、運…人生そのもの)

 

それに、重い言葉が並びに並んだ。覚悟がいる、厳しい年になる、ひとりひとりが…。その突きつけられ感(これは性格か)。安定を求めてはいけないのなら何のために会社員に…、何のために長い間…。

 

酒の席ではあったが、一つの気づきがあった。

以前自分が在籍していた時、何ができるのだこれからどうするのだと問われ、引き出しのなさ明確な柱(そう捉えた)のなかった自分は言葉を書くことにした(本当はデザイナーでいたかった)。がそれは自分で見つけたものであり、会社が求めるものではなく、あってもいいけどそれよりもというもの。ようやく何者になると決めたのに、違うというものだった(そう捉えた)。

昨日ある人に話した時、「私は何者か決めてやってこなかった。その都度変えてきたからよかったのかもしれない」と言われハッとした。何者でもない自分が通用しなかったのだが、何者でもない=何にでもなる姿勢と覚悟こそ、求められるもの、らしい。どうやらそういう人ほど上に行く…。

 

1時間急かされるように食べ終えると、異動前の職場で仲のよかった方と自宅方向が同じなので同乗させてもらい約束していたラーメン屋めぐりへ。

が、またここが残念。〜代目とか〜屋とか付いてても、何のキャラクターもない味。どこかっぽい。何かっぽい。それもまたラーメン。

 

まあそんな、もやな日。

人としていちいち「違う」と突きつけられるなあ。いくつになっても学びと成長とは言うけれど、少しくらい階段を上がってほしい→俺は。稼ぎも安心もないってのに、苦しめてばかり。

運命かなあ。下手だねえ、生きるの。

3回目の異動

本社へ異動となった。

この歳になって。

複雑だ。

 

支社へ異動になって6年。

その前、本社での後の方は正直しんどい状況だったのは間違いない。

 

30過ぎてこの業界に入った自分は、「とある案件と、持っていた技術」で5年ほどは通用した。が、最初の異動の後、圧倒的に少ない引き出しを露呈し、「”ココ”では通用しない」という現実を突きつけられる。残酷というか、化けの皮が剥がれたというか。自信も挑戦欲も音を立てずに崩れていった。

そんな中、もがき何かをつかもうとしたひとつが、コピー。頼まれて応募したコピーが選出され、決して安くない賞金をいきなりもらった。そしてその賞金で福岡の講座へ通った。短くも濃い学びと出会い。そして、さらに大きな公募の賞をもらうことができた。それでも。

 

社内で求められる技術はどちらかというとプロダクションマネージャーに近い。あるいはその比率が高い。何を生み出すか、より、動かす・回す。その技術に欠け、アプローチを間違った。若くもないのに怒られた。迷った。

とある案件も自分のアイデアが買われたものの、回すことが出来なかった。結果外れた。そして二度目の異動。

 

だからその本社に戻るのは、複雑だ。

6年経ってできることも変わってきた。見方も変わってきた。それも広がったと思いたい。圧倒的に少なかった引き出しも増えたと思いたい。が、今度求められる技術とは何だろうか。正しいアプローチとはなんだろうか。

 

この歳になってそんな悩みが襲う。

そして今日が一日支社にいる最後の日。お世話になった方に挨拶に行き(しかしまだ動いている案件)、終了したキャンペーンの商品を買いに回った。地元の老舗を回るなんて如何にも支社の動きにふさわしい。そして本社に持っていけない、大量の本や資料を自宅に運ぶ。広大なスペースがあった支社で6年も過ごすと、自ずとそうなる。それが、持ってくるなと冷たい。嫌な予感がする。

 

引っ越す前から、すでに招かれざる者感。仕方ない。

今年のテーマ、最悪の最高。可能の最善を実践するほかない。

支社に来て初めて行政案件、イベント現場を知ったのと同様、また色んなことがあるだろう。自分のベストを。そして、自分のプラスを。あの賞を目指して。

2連走。また少し北へ。

個人的に3連休、日曜は下り坂。つまり「出なければならない」(ならない)。先のことは考えない(考えられない)。

そしてその前に、昨日延長したフォグの配線を少しだけきれいに処理。朝一近所のホームセンターへ行って7ミリの配線チューブを買ってきて作業した(8時開店、早い)。

 

さてどこ行こう。昨日より風も弱まり気温も同じくらい高い。もはや初夏に近いと言ってもいいくらい。なので下はデニム(中にインナーは履く)。

暖かいのに北上しないのは「損」、という性分なので、矢印は上に向く。が、昨日の今日だ。心のどこかでは思い切って遠くに行きたいのだが(来期に入る前に四国や九州も一瞬過った)、近場でもプラスになる走り方が染みついてしまって、排気量の割に走りが小さい。とりあえず、久米の里(小さい)。

 

今更ポジションも落ち着いてきた。高めにしたり低めにしたりころころ変えてきた。「低く近い」方がコントロールしやすいし長距離も楽なんだが、ノーマルだと「低く遠い」。スタンディングの瞬間だけ「高ければ高いほど」楽。身長はそこそこあるが、胴が長いので結局遠くなっている。なのでスペーサーをかましての「低く近い」今のバランスがベターな様子。

 

429~K159経由で道の駅久米の里。今日はほんとにバイクが多い。そして暑いの一歩手前、不快ではないがもう冷たい方がいい。なので、ジャンピーアイスを。ちょっと前まで凍結を気にしてたのにな。
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流石にここから北上は無理(注:北上というのは蒜山・大山もしくは宿題の津黒・恩原)っぽいが、まだ15時。時間はある。やまなみ街道を下ることも考えたが、そこからを考えると萎える。という訳で、南下次いでに吹屋や美星を回って(冬避けてたところをつなぎながら)帰ることにした。

 

久米の里から181を西進しK411~313と高梁まで南下。基本快走の一日だったが、どうしても何度か遅い流れになった。後ろにぴったり「大きな音のする某アメリカ製の黒い」人たちが付いたので先行してもらったりしながら180との合流地点まで来ると、吹屋はやめて313落合を折れK35へ。行き当たりばったりだから、次の道はそんな「流れ」にも左右されたりするのが自分流。

 

お約束のK35も冬の間は通ってない。K48に折れる。何度走っても新鮮さを感じる。人それぞれだからいいか。何の変哲もない景色が、今は一番心地いい。f:id:exmaruisu:20240316201252j:image

 

17時頃星の郷青空市。うーん、いつも通りw でもこれがいいのだ。
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最後はK48を南下しK155・星の里街道~K35~備南街道と刻んだ。

いやー二日間で走った走った(自分比)。しかもこの小さい充実感。誇れる距離でもない、映える写真もない、新しい店にも行ってないし流行りのスイーツも食べてない。ましてや誰とも走らない単独走。時代に逆行してる。が、これが俺なのだ。GSが勿体ないかなあ、な180km。
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