毎度おなじみ黄金週間。
もう若い頃のようにテントで彷徨うこともすっかりなくなった。ここんところは刻んでつなぐのが精一杯。と言い訳。あの頃GWと言えば必ずどっかで雨だったなあ。雨の中走った思い出なんか、無理にでも旅に出てたからこそ。
さて。
このHAOTUNRバイクシートクッションが空気を入れても抜けるようになってしまった。見た目と価格よりはいい感じの製品だったので捨てるのは惜しい…。
もうひとつ。ここへ来て再度(何度目だ)ハンドルアップスペーサーを外す。相変わらず外しても差がない。付けようとしているときには明らかにその方がいいと判断しているはずなのに。しかもこれだけ繰り返しているのは一体?ま、いいか。
行先は県北R482。津黒高原、人形峠を結ぶ意外と行ってなかったところ。250オフ時代は根知遠藤林道、三十人ヶ仙、倉見辺りうろついた記憶があるが、改めてこのGSで走った軌跡を地図にマーキングすべく走っている次第。
今日は気温が上がり夏日になりそうということで、アドベンチャーなジャケットをベンチレーション全開で着て行き、メッシュジャケットをGIVIトップケース(久々)に入れて持って行くことに。ついでにごく簡単なコーヒーセットも持って行く。
出発するも…家を出てすぐ真備までの土手が大渋滞(事故だか何だか)。全く埒が明かないのでUターンして別ルートから向かう。あのままだったら熱中症になったかも知れなかった。何とか180に出て313をいつものように北上。
北房に入ると、これまで何度も通り過ぎ、気になってた大谷1号墳へ寄る。
国道から少し上がった所に駐車スペースがあり、そこから徒歩すぐ。忽然と姿を表す石の遺跡。凄い…熊山遺跡にそっくりだ。北房には古墳が多いのに中々知られてないし、313からは大したアピールもないのは残念。
国道から入った時点ではこんな感じ。この先にあんなものが存在するとは。暑かったのと少々歩いたので持ってきた水分補給。
313をさらに北上、湯原手前のコンビニで休憩しホットドッグとたまごロールを食べる。
そしてようやく482へ。番手の割になかなかの快走路。このスマホ広角で撮ると色がイマイチなんだが、本当にいい天気で最高の景色(明日は雨)。
津黒高原、人形峠は素通りしてしまったが、本当は482を恩原に抜け、用瀬まで抜けたいのが本当の宿題。手持ちの地図(古い)では鳥取側の482に⚠マークが付いていて「辰巳峠以北勾配急峻」とあるが、昨日動画で一通り確認して今はそんな難しくなさそう感。なのでまたの機会に。
というわけで上齋原から179を南下し、道の駅奥津温泉へ。やれやれどっこいしょと重めのジャケットを脱ぐと風が気持ちよかった。バイクが多かったので奥の方へ。
凹んだままのシートクッションは外し、シートポジションを標準の高さに戻す。
…それにしてもうまいコーヒーになった。ただのインスタントなのに、ここまでの走りと空気が美味しくしたのは間違いない。いやいやこれがインスタントのポテンシャルなのか?
帰路につく。179を下り鏡野から作州街道(K339)〜181〜K411と繋いで往路と同じ313に戻ってきた。高梁からは県道を刻み、吉備高原街道からK472(意外と初)で下りてきた。
ほんと大したことは出来てないし無計画ではあるけれど、快走できてGSは快調だし(と思う)初めて走る道を走れたしこれで満足してる自分が情けないが、まったく充実した260km。
…にしても翌日は全身心地よい筋肉痛。リアにちょっと積んだだけでこの重さ。アドベンチャーでフル荷物で旅する人はホント尊敬するな。