黄金週間である。残念ながらカレンダー通りな訳だが、今年はまだ連続してる方だ。むしろ事前の予報が雨だらけだったことの方が痛かった。ところが、直前になって走れる天気が増えた(て言うか予報の精度よ)。
人によっては9連休。出国ラッシュとかどこの国のニュースなんだ。こっちにとっちゃ普通に週末。企画書も、終わっちゃいないが手は着けた。昨日の雨も無事去ってアレもようやく終わったことだし、取りあえず走らせてくれ。
-若い頃GWは、とにかく無条件に出たもんだ。何の準備もせずいきなり出かけて。今でも長旅に出たいのは山々だが、もうしばらくは無理か()。と言うわけで日帰りの精度を上げる方向にて出発。-
冬の間行けてなかった宿題走(ツーリングマップルのおすすめルート)の残り。目指すは津山から北に延びる県道6号。こういう峠越えの場合ちょいちょい冷や汗→Uターンになるので、出る前に動画で予習。ん、なんとなく行けそう。
429からK71経由で53へ。思ったほどバイク多くない。それでもたまに昔ながらの荷物満載の旅人然としたライダーはいるもんで、確かに天気も最高で風もなく、一年に何度もないような日。
津山市街を抜け作州街道(K339)に合流。この道もまたかなりの快走路。津山は広い。K6に入って少し走り、最初の休憩に停まる。
こんな何の変哲もない写真がいい。ネットもスマホもないあの頃感。トマトジュースを一気に飲んだ。ほぼ20℃位が続き、快適そのもの。
因美線に沿って北上、しばらくは道幅も広い。加茂を過ぎる辺りから、マップル上でおすすめ表示になっている。しばらく走ると無人駅があった。
知和(ちわ)駅か…、素晴らしい。この駅の歴史や辺りの人の暮らしを想像する。一桁県道沿いだからか、綺麗な新しい家が建ってたりする。毎日はどんな暮らしなんだろう。
因美線と別れる頃になると道は狭くなり、しばしば路面は濡れ落ち葉で埋め尽くされる。緊張が走る。流石に交通量も少なく、轍がはっきりしない。そうこうするうちに、何とか県境、物見峠に着く。
ここはまだ路面も綺麗。そこ行くとK65久世中和線の方が道幅も半分かつ急勾配ヘアピンで、対向車が来て引き返した。
そしてまたこの先も陰になると路面が悪く、とにかく滑らないように慎重を期して這うように進む。
※峠付近
ようやく智頭に抜け53へ。
この辺は黒尾峠があったりK7梶並往来も気になるところだが、今日のところは勘弁しておく。おっと、奈義の現代美術館だ。写真だけ。それにしても、常に山並みが写る津山以北は県南に住んでる自分にはとても新鮮。
で、再び津山市街を抜け久米の里で休憩。
迷った挙げ句、生姜とピーマンのアイスで目を覚ます。相変わらずバイクは多くない。そして429をひたすら下りる、いつものルート。
そしてだいぶ下ったところで事故りかける…。流れの良い道で、車の後ろに着いてると、前の車が右の店に入ろうと止まった。対向車が来たからやり過ごすかと思いきや、なんとわざわざ当たりに行くようなタイミングで急発進。行けると思った割には全然間違ってるし、それならなぜ止まったのか?で危ないと思った対向車はその車をかわそうと右にハンドルを切ったから、今度は後ろにいた自分に向かって来ることに。運良く事なきを得たものの、恐ろしい。一体どうなってるんだ…
帰宅は19時少し前、思ったより明るい。今の自分の感覚では結構走った感じがした(それでも240km)。昼前に出て下道のみで密度が濃かったか、明日が仕事だからか…GW中、もう1回位出れるかな?