三連休である。こないだの続きで海を探しに(珈琲飲みたくなる浜辺、的な)、今日は玉野方面へと向かう。
そして今日は気温が高め。風もなく久々に心配の無い走りができる。
ナビに従い倉敷市林から県道62へ。これが正解。新しく整備された快走路であった。何年も乗ってるのに走れてない道が身近にまだまだある。
県道427につないで玉野市日比へ。1か所目の【水の浦海水浴場】へ向かうべく、細かい道を。…おっと、ここも予想を裏切りまたいい感じ。
というのも、どこか小さい頃住んでたまちに似てるというか、時間が止まった感覚というか、懐かしくも胸がきゅーっとなる感じ。
塀の古い社宅があったり遊具が懐かしい公園があったり、ここは造船関係のまちだが小さい頃住んでたのも大きな工場を中心としたまちだった。あちこちの雰囲気が似てるし、ぞろぞろと制服を着た人が出てきたりと、それはやはり共通する。
こっから先は狭くなりそうという手前で停めて歩く。これが海水浴場になるのか?独特の空気。
まず水がきれいだ。
こないだの三郎島を見てるみたいだ。三角の小島、瀬戸大橋も見える。
奥に砂浜が見える。歩いていけるが先客がいるらしい。
しかしこの左の岩山がすごい。永年浸食されたものなのか。内臓にも見えるし古墳にも見える。
…ひとつ引っ込んだ砂浜で何人か釣り人がいたが、三郎島同様の穴場感。人も少なくなかなかの絶景かと。
次は同じ玉野の【胸上浜】へ向かう。ナビに従って進むと、坂の上の玉原、玉を走らされる。これがまた独特だった。ひとつのまち、になってる。工場があり、学校があり、大きな運動公園がある。地図を上から見ても分からない世界。
また新鮮な感覚のまま一旦R30に出て田井方面、海沿いに出ておしゃれなK74を走る。この辺りも、前行った日ノ出公園やネットで調べた出崎海岸や高辺鼻など候補は多い。
そうこうするうち、到着。ここも県道からひとつ入って穴場感。すぐ近くに工場。最後までこれが玉野。近所の人の散歩。
うん…ここもきれいな浜だ。静か。
ぽつんとあるのが坊子島かな。ここんとこ必ず島が目の前にある。
渋川や沙美とは違ってやはり引っ込んだ海はいい。さっき飲めなかった珈琲を。あ、折角用意したおやつ、置いて来ちまってる…残念。
美しい。
どこか懐かしい。
帰りはK405で八浜から千両街道を抜け、茶屋町を通って帰宅。たったの100km程度なのにとても新鮮な一日、全体を通して快走ルートだった。
そして玉野のまちの雰囲気、岡山市南区の圧倒的なだだっ広さが印象的だった。