10/4(土)
この日はmixiで知り合ったくじょうさん(DT125R)はじめ、XR250さん、ZX-10Rさん、エストレアさん(紅一点)で鳥取砂丘ツーリングへ。久々のマスだし、みなさん20歳以下の若い方とのとツーリング。接点はバイクのみか?という不安もありつつ、期待もあっての参加。たまには、こんなのもいいかな。
朝8時。桃太郎アリーナ前に集合して自己紹介。皆さん本当に若く、自分だけ三十路も半ばを超えた所帯持ち。が、実際会ってみると年齢以上にしっかりしていて、最近の若者にしてはめずらしく(失礼)バイクに乗り、それもオフ車が2台もいて正直うれしかった(いかにも今風な感じなのに林道行ったり野宿したりと)。
途中の休憩はまったり長め。新鮮さとうれしさで、どうしても会話が長めに。自分もDT125RとXR250に乗せてもらって大満足。DTはさすが2スト。125なりのパワーだったが、パワーバンドに入れてればさすがに早い。XRは懐かしい感じ。おぉ4スト250だ!最近のマシンらしく洗練されてはいたが、軽い軽い。とはいえ、2台とも両足べたべたで、さすがに車格が小さかった。逆にくじょうさんにはアフリカに乗ってもらった。
交換して最初の休憩ポイントでは、停止間際にあわや転倒!となりかけたが、異常を察知した2人が駆けつけ事無きを得た。やはり大型保持者とはいえ、小柄で普段が125となればやはり勝手は違う。それも相手が巨像とあっては、支えきれるはずも無い。ここでうまいと評判のたいやきを食べる。
全体的にゆっくりめだったので、快走区間では大型2台で消えてみたり。そんなこんなで無事砂丘到着。
みんなで砂だらけになって砂の壁を越えて絶景を眺めたりした(若い)。とりあえず帰りも津山まで、来た道を戻ることにし、途中の遅い昼食はすでに鳥取市内で午後4時前。ここでも話し込んで、出発は5時前になっていた。
…確実に往復300は堅いのに、この時間。寒暖の差も激しく、不安要素が。あっという間に日は暮れ、途中家内からの連絡も入り、コンビニに寄った。6時過ぎ。汚れたゴーグル越しの夜道は、国道とはいえ対向車のライトが乱反射する。平日の疲れもあり、途中R429から倉敷へ戻る旨を伝えた。他の4人は津山市街からやまなみ街道へ入る、と。おおげさにも全員の手を握り無事を祈った。
俺は脇目も振らず自分のペースで走り、帰宅後二人の子どもを入浴させると、携帯が鳴った。。。
…お疲れ様、何とかこっちはやっと落ち着いたよ。そっちは?
…実はですね、別れてすぐにエストレアさんが…
…まじで?どうなの?
…それがですね…
聞けば少々急ごうとしたところ、エストレアさんが曲がりきれず転倒。救急車で運ばれ、バイクは引き上げられ、親御さんが向かっているという。無事の3人もその津山の病院にいるようで、エストレアさんは治療室へ。。。
果たして、夜中にメールが。曰く、3人は無事帰宅し、エストレアさんは親の車で帰宅。外傷だけで済んだものの、ジェットヘルの下は顎を20針も縫う大けがだったという。意識もハッキリしているということで、むしろ奇跡的な気がした。午前2時半。。。
総じて皆さんのバイク歴は極短く、ましてその女性はほぼ免許取り立て。休憩中、これまでのトラブルなんかの話をしただけに…。やまなみの入口までは自分が案内し、しかも少々年長者で…、直接どうこうないにしても、よりによって若い女の子に。。。胸が痛んだ。防げなかったのかなと。17年以上も単車乗ってきた俺が、石橋を叩いても渡らなかったのは大げさにしても(急ぐためもあったが、自分自身やまなみを走るのは不安だったのは事実)。起こってしまったことでどうしようもないんだが、バイクの危険性を改めて考えた一日であった。
一日も早い回復を祈るばかり。そしてまた楽しい時間を過ごすことになれば…