ブログのタイトルが変わりました。
ま、どうでもいいんですが。#人生背負う二文字
さて2017年も12月30日。今日は以前同じ会社にいたビッグオフの先輩が帰省されるついでに、昔乗ってたテネレがまだ乗られているというお宅までご一緒することになった。このために香川から来られたDさんの運転で。(Dさんも元アフリカツイン現WR250乗り。Dさんありがとうございました!)
その先輩Aさんは、実は同じ高校の先輩で、バイクやオフロードの先輩で、さらに”モノを書く”先輩でもある訳で、お酒や相撲の道も素人でなく、自分なんか色々と学ぶ間もなく東京に移られ今回もお会いするのは数年振り。
まずはやぁお久しぶりですと、うちに寄ってもらって1150GSお披露目。
前のアフリカツインにも会社でこうやって乗ってもらったけど、同型RD04をDさんから譲り受けたのが今の会社の上司Nさん。縁だなあ。
同じ市内とは言え海沿いのそのお宅Hさん家までは20kmほど。3人を乗せたクルマは暖かい快晴の下、しばしドライブ。意表を突く細い坂を上がったところに思わぬ素敵な世界が広がっていた。
どこが平地かわからない小高い丘の上に畑ありご自宅あり。そして雑誌の表紙のような風景の中から、当時のヤマハを思い出すフラッシュカラーのテネレが顔を出す。この一見ただの小屋も、バイクショップ顔負けの装備を持った完全なガレージ。
そしてAさんかつての愛車にご対面。これでレースにも出たという。抜かれたアンコは盛ってありエンジン音は盛大になっていたらしいが、自分にとっては初テネレ。それなりにダメージを各部分に受けてはいるが、想像以上に元気な状態。またこの後に乗ったというHonda NX650(ドミネーター)との違いを語るAさん。僕もアフリカ買うときから憧れて探したもんだけど、このカウル付シングル600クラス、見つからなかったんだよなあ。羨ましい。
着いて来たついでに。…これはいい。軽い・細い・ちょうどいい。アフリカにもGSにもないフィット感。探していたのはこれなんだと。こういうのを是非出してはくれないかメーカーさん、と全会一致。皆一度はビッグオフを乗っているという初めての世界だった。あー、林道行きたい。1150GSで、どこ走る? #90年代感がいい
ちなみにHさんの息子さんがF800GSで帰省されてたり、
木の棒がゴールドウイングを支えていたり、
他にもジェベル250やバイアルスがあるというバイク天国…。
Aさんどうやら心が動いた様子。話もまとまり、眼下の海を見ながらコーヒーを頂く。バイクも含めたこの暮らし、素晴らしい景色。最高だ。自分にとっても、Aさん以外みな初対面なのに、とても楽しくていろんな縁を感じた時間。GSで来れば良かった。Hさん、本当にありがとうございました。
余韻に浸りつつ自宅まで送ってもらって、AさんDさんとはここでお別れ。飲み会まで時間があるので、例によって近所を歩く。ちなみにAさんもこの夜は自分と同じように同じ高校の同級生達と同じ倉敷で飲むんだとか。
最近近所の景色を改めて好きになったけど
今日はなんだか鋭い直線で
これなんかもっと強い桃色だったんだけど、それくらい心惹かれた瞬間はまるで今日一日を象徴するよう。
そうこうするうち時間が来て街へ出る。毎度少々気が重かったりする。前回の夏も途中腰の所為で抜けて帰ったり、ここ数回は別の理由で出なかったり。卒業以来毎年複数回会ってきてるもんだから、もういいかなって思った時期もあって、まあそんな恒例のわがK高校陸上部飲み会。今回は偶然の縁で当時の監督I先生が来られることとなり、人によっては27年振りだった。すでに陸上指導一筋の生活から「足を洗わ」れて、悠々セカンドライフを送られている、当時とほぼ何も変わっていない先生。語り尽くせない。
という訳で意表を突く締めのスイーツ。
最後はラーメン屋へ。今欲しい塩味で。
縁、かあ。
いろんなことがあった1年だったけど、
いろんなものを失った1年だったけど、
自分の縁はどうだったんだろう。
縁がなかったのか、
縁があったのか。。。
さ、来年来年。