コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

たまには兵庫へ(時代は変わった…)

GWも後半。折角だからと剣山行きと迷ったが、僅差でBACKOFF誌のここどこ(一応FORESTER)以来15年ぶりに兵庫・峰山高原周辺の林道エリアを目指すことにした。

3日に5年ぶりにツーリングマップルを新調し、オイル交換を済ませた。それだけと言いつつ市内の男爵までわざわざ往復70km、総社の蟻ケ峠ダートも越えるという遠回りで

装備も最後まで迷った。気温も上がると言うし、山沿いでは急な雷雨もあるという。結局、オールシーズンジャケットを着てメッシュジャケットは持って行き、ラーメンセット(椅子+テーブル+ストーブ+コッヘル)は諦めて、レインウェアを持った。高速メインで行くことにし、久々に振り分けバッグ。(おお何とジェベルにピッタリの色だ)



倉敷インターから早速高速へ。迷った徳島とほぼ同じ距離の播但道・神埼南を目指す。下りたインターから林道までの距離と、橋を渡らない分の料金の差で勝ったこの兵庫行き。意外と遠かった
林道用に2丁落としたジェベルでは初の高速(バイクで高速乗るのもかなり久々)。結構不安だったもののよく走ってくれてる。そういえばTT時代も後半ローギアにしてたけど、結構ここどこ行くのに高速乗ったはず。
メッシュ着なかったのは正解。播但道でも自己渋滞があったが、何とか走りきってようやく高速を下りた。ふぅ


神崎南からK8を西へ。この道は気持ちのいい道。途中こんなところを通りながら

「雪彦峰山林道」を目指すも、以前は17kmものダートだったのがすっかり舗装された道になっていた
「峰山太田池線」も全舗装されていて、次の「森林基幹道峰山線」へ入る。


ここは断続的なダートが続き、懐かしいあづまやも残っていた。


でもなんか整備されすぎてて近いうち大規模な舗装林道になりそう。
いつも狭いところぱかり走っているので少々拍子抜け。が、結構後半は走りごたえがあった。そのうち分岐に出た。(最新の地図を買ったものの、縮尺のせいかどうも現地と合わないなあ。)



ト字で直進が本線のようだが、右折してみる。



どうやらこっちは「林道岡ノ上線」というらしい。ここはちょっと荒れてて大きい石がごろごろしていた。

出口がまたT字で地図にも案内にもない林道が右にあるが、

上りでがれてたのと先を急ぐのでパス。左へ進む。
岡の泉を抜け何やらコテージ群(別荘?)を抜けるとK8能倉に出た。

ちょっと休憩

あわよくばこの一つ北のエリア、関西一のロングダート瀞川氷ノ山林道へ行きたかったが、時間のこともあるし長いのはいいや。それよりこのエリア山ほど林道があるので、刻んでいこう。ということで、横柱渓谷を目指し、K8~R29~K6。何の看板もなくかなりうろつく。さらにさっきまでの天気が予報通り急変。北の方から雲が黒くなり雷がゴロゴロ言い出した。北上を断念する言い訳ができた。


そしてキャンプ場らしき所を目指し川沿いを走るとダート出現。





川の水が綺麗で、宮崎の狗留孫林道を思い出す。降りだした。木々のお陰であまり濡れない。レインは保留。結構途中は荒れ気味だったが、バイクの轍があり崩れてさえいなければという感じ。何とか草木というところに出る。ダムが幻想的。

まだ林道が何本か続くが、山の方の空を見て断念。


降ったり止んだりの山空で、霧がすごい。
15時半。残り時間と空模様を考え徐々に下る。R429でひたすら家まで南下することも考えたが、それならひとつでも多くのダートを走ろう。R29を下る頃にはすっかり晴れてきたので、どうせ播但道に出るのでもう一度だけK8を横切る。少々残尿感はあるが今日はこの辺にしとこう。


また播但道に乗ってひたすら姫路まで下る。が、ここでも大渋滞。トンネルでの玉突き事故らしかった。ひたすらすり抜けて脱出。しかもこの前後で雨にも降られた。西に行くに従ってすっかり晴れたが。

帰る頃にはすっかりジェベルのパワーの調度良さを感じた次第。尻が痛いのと、振り分け使うと背負わなくていいのは楽だけど狭いなあ。メッシュジャケットも結局出すことはなかった。
あとこのエリアの再発見。昔のロングダートがなくなってる代わりに、新たな林道ができてたし知らない林道も多かった。同時に走れない新設作業道もかなりあって、結局全部舗装に行くのかと思うと微妙だ。
15年の月日を感じたのは山の変化だけじゃない。何と言ってもこの好天のGWに、オフロードバイクを高速中も含めてただの1台も見なかったことだ。

高速除く全容

(総走行距離:390km)