コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

痛み

今日は母の手術の日だった。

以前やった人工股関節手術のもう片方。僕は打合せを終えて午後から病院に入り、9階の広くて見晴らしのいい窓際の一角で、手術が終わるのを待ちながら仕事をした。

 

途中大きなコルセットをした人を何人か見た。痛みの程度を理学療法士の人と話してる。ああ、これは大変だな。自分の場合は、自分でどうにかなるレベルなんだな。

 

午後6時。やっと呼ばれて担当の先生の説明を聞く。手術自体は成功。

手術前の状態、一回目の手術後、そして今回の手術後。それぞれのレントゲン写真を正常な画像と合わせて丁寧に教えてくれた、ガタイのいい頼りになりそうな先生だった。

しかし、これが生まれ持ったものなのか。スポーツが得意で僕の小さい頃はいつもテニスやバレーをしていた母。最近まで海外に行ったり車で九州に行ったりは本当に平気な行動派で。だからこそ、リハビリの後は心配ないらしい。そんなもんかあ。

 

そして病室へ。まだ麻酔が効いて朦朧としながらも看護士さんの呼びかけに何とか応え、しかし痛みに唸っている。痛みに強い母がね。いや、よく頑張ったよ…痛みに弱くメンタルも弱い自分など、側にいるだけで苦しいから。そして何も出来ない無力感。

数日は痛みが強いのは前回も同じ、わかってはいるが。それでも術後に行けてよかった。うわ言の様な会話も少し出来たし、1ミリでも力になれたと思いたい。帰り際しっかりと手を握り返してくれた。後は皆様宜しくお願いします。

 

手術前の痛みが無くなりリハビリは大変だが元気に歩けるようになる手術。それでもまずは痛い訳で、結果的には間違いなくよかった…んだけど、

俺だったら、耐えられないよなあ。弱