正直参加できるかどうか迷ったくらいの状況下、半ば無理やりに。それくらい直前に色んなことが起きて色んなことを抱えてままの出発。
毎年恒例ではない、今年は特別。ちなみに、最初の会社では入社早々バリ島へ行ったのが間違いの始まりで、翌年は長崎ハウステンボス。次の会社は毎年沖縄。その次の会社は毎年でもなかった気がするが、沖縄、東京の記憶。が、今の会社はこれが初めて。
〈初日〉11月27日(水)
前日遅かったが早起きして久々のバス旅行。はっきり言って近場。天気の心配が少しあって、晴れが続かないのと2日目気温が下がるとかその辺。
岡山駅を出発して瀬戸大橋を渡り、最初の目的地は三豊市・紫雲出山。山頂まで歩く。今のところ晴れ。ところがこの上りのくねくね道で少々酔ってしまった。はっきり言って小型観光バス+山坂道は危険。酔い止めをもらう。高速以外は狭い道が多い印象。
駐車場からの山頂へ整備された山道を歩く。瀬戸内の多島美。遺跡とカフェが唐突に現れる。こんな高いところに遺跡があるのは珍しいのでは? 現代でも暮らしにくそうなのに。
主要な国道を外れると、平地が少なく極端に道も狭くなる四国だが、およそ社員旅行感の薄い道が続く。次は昼食会場、『Cafeにがり衛門』。にがり生産量全国1位メーカーにあるカフェ。知らないと?となる風景だが、中はおしゃれ。
野菜をメインとした豆腐料理。とてもヘルシーでとてもおいしい。元々製塩業だったので複数の塩が置いてある。
こんな外観。まわりはもっと工場然としている。
次は「張り子の虎絵付け体験」、宗吉かわらの里展示館へ。
コンクリートの打ちっぱなしを道中よく見た気がする。
いきなり塗る。見本の虎があるが自由だと言われ、また美術が専門のメンバーも多いので、偽クリエイティブのぼろが出まくる。青と決めたものの、アクリルの濃度や筆の使い方に最後まで苦労。結果、中途半端に。
そして最後の目的地、『父母ケ浜』へ。
到着後、長年ここの景観を守ってきた地元の方の話を聞く。が、この時点で空は重い雲に覆われ冷たく強い風が吹き雨も混じるという、冬の日本海のような様相。”映える”写真が撮れる観光地として有名になったのに、それが最初からできないことが決定。
むしろ荒涼として広大な風景に砂紋が印象的。これがあの父母ケ浜か。
写真を撮ってくれる地元のボランティアの方に言われるがまま。”ウユニ塩湖”はあきらめて。
重い雲。正直一刻も早く屋内に入りたいくらいの、最悪のコンディション。周りにはお洒落な飲食のお店がいくつかある。
宿近くの駐車場から歩く。夕食、『瀬戸内料理かど家』。すっかり真っ暗になり、冷たい小雨の中、住宅街を歩いて到着。ここでPCを落として精神的にもダメージ。
お店は古民家再生系。瀬戸内の魚介は間違いなく美味。
今日の宿、『仁尾縁・多喜屋』へ。
ここも古民家再生系。和室で3人泊。入口が小さく、やや大変。1階は雰囲気があって快適装備のお風呂、トイレ、その他。が、ここで数十件のメールを読む羽目に。色々な意味で寝れず、疲。