コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

よかった

夕方、ふと見た携帯に塾に行ってる娘からの着信表示。なんだろと折り返そうとした瞬間、その携帯が鳴った。

 

「娘さんが倒れ、今救急車を呼んでます」

 

驚きつつ、なかなか理解できない。どうやら授業中体調を崩し、塾の先生が妻の携帯を鳴らすも反応がなかったから救急車を呼びこちらにかけてくれたらしい。自分で受け答えもできるらしいが、何しろ様子がわからない。

 

その後、塾に到着した救急隊員から電話。

 

「C病院に搬送します」

 

息子を家に残し、ちょうど帰宅した妻と病院に向かう。過呼吸なのか貧血なのか喘息の発作なのか、いや受験のストレスなのかインフルエンザワクチンの影響なのか、それとも。色々考えるが、今日も特に変わった様子はなかったはず。確かに受験を控え、やるなと言っても頑張る性格。影響ないと言えば嘘だろう。

 

病院着。こないだ大腸ポリープを取ったばかりのこの病院、お世話になりっぱなしだが夜の救急にもかなりの人がいることに改めて驚く。

 

しばらく待つと担当の若い女性医師が来て説明された。…なるほど、そうか。勝手に高を括っていたが、素人じゃ及びもつかないこんなにたくさんの可能性を短時間にひとつずつ潰されてたのか。救急医という仕事のすごさを実感。

少しずつ状況がわかってきたが、今は本人も落ち着いていて、熱や痛みなどはないとのこと。とりあえず繰り返すようなら改めて受診した方がいいが、今日は検査の数値もいいので帰宅できますと。は、はぁ。これまたすぐには理解が追い付かなかったが、とにかくよかった。

 

本人も程なくして出てくる。疲れた様子だけど、ひとりで歩けてるし塾の荷物も持ってる。顔を見て一安心。あー、良かった!

水分を取り、会計を済ませ、息子に無事だから帰ると連絡し帰宅。とりあえずほっとした。とにかくほっとした。帰ったらすぐに寝なさい。

 

…と、2時間ほどの出来事だったが、塾の先生方、救急隊員の皆様、担当医の先生、本当にありがとうございました!