コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

人生初手術

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…を終えて外に出た風景。秋の空が眩しかった。

 

11月17日、人生初の手術を終えた。翌日はまったく力が入らなかったが、アポもあり仕事は何とか乗り切った。が、まだ食事制限が続くんだよなあ。早く食べたいものを食べ飲みたいものを飲みたい。何事もないってやっぱりありがたいこと。

 

手術の内容は、大腸ポリープ切除。日帰りだしメスを入れるでもないけど、自分としてはしんどかった。10年以上前に一度検査して(このときは何も見つからず)、そして先月の検査、そして今回の手術と人生三度目の大腸カメラな訳だが、食事制限~下剤(モビプレップ)~検査と、どの段階もしんどい。

 

今回もまた食事は「繊維質・刺激物を避け消化の良いもの」縛りで、これが結構ない(海苔とかネギとか地味に結構NG)。途中具なしラーメン食べたりコーヒーも飲んでしまったが、よかったのかなあ遅いけど。

そして、検査当日自宅で早朝からのモビプレップ作業。9時過ぎの受付に合わせ、5時起き。先月の検査では全部病院内でやったものの、今回は自宅で。前の日にモビプレップを溶かす2リットルの水と合間に飲む1リットルのお茶(2リットルは全部出るから脱水防止に)を準備し、これを飲みきった。そして出し切った。この計3リットルを体内に入れる間に10回以上トイレに行くのだが、正直、最後は、痛かった…。自己判定後、病院へ。(サラッと書いたがここまで3時間)

 

そこからはもう何がなんだか。検査の時同様、診察室へ入るとベッドに横になり、カメラを入れられ、その様子は画面に映し出され、スタッフの方は先生も含め皆さん女性で…まあ、ね。で、今回は切除のために金属製のものはNGということでメガネを外してたから、正直ずっと映し出された大画面のカメラ映像も見えてはいなかった。もちろん麻酔もないが、どういう状態かはわからず、この時の力の入れ具合抜き具合のわからなさも疲労に拍車をかける。力を抜いてくださいと言ってもねえ、三度目位じゃ。

大腸は人によっていろいろだから、ストレートな胃カメラと違って奥まで到達するのも時間が読めないらしい。一度検査時に往復して大小のポリープを発見しているものの、もう1往復してる。そんないつ終わるかわからない検査中、痛みはないが苦しさが時々ある。ただ切除も含め痛みはなく、色んな意味で苦しいまま終わった感じ…短いけど長かった。

 

…もうね、恥ずかしさとかアンコントローラブルさとか安堵感とか明日のアポとか駆け巡る瞬間、放心状態になって何も出来ず、術後は安静になるソファ的な椅子に座ってクールダウン。数十分経過すると呼ばれて、戦いを終えた戦士のようなつもりでいても、あっさり着替えと会計を促される。効率的。ま、詳しい説明は後日だからな。考えずにおこう…。何もありませんように。

 

カードで支払い院外に出る。来院してから4~6時間と聞いていたが、3時間で終わることが出来た。生きてると色々あるなあ…色々。これまで何もなかったからなあ。とりあえず、明日はビールでも飲もう。

 

そんな、秋の空。

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