コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

検査の結果

昨日は仕事で5時起きのイベント現場。夏のような気温とほぼ立ちっぱなしで、全身が棒。なのにその翌日、今日は内視鏡検査。

今年の健康診断で人生2度目の便潜血陽性が出た。思い出せない位前の1回目は、少なくとも2014年より前。前の前の健康診断先で、紹介状書いてもらった大きな病院だった。大量の下剤飲んだこと位しか覚えてないけど、カメラでは何も映らなかったから、異常無しとして完全に記憶からスルーしてた。

 

で今日。重い身体を引きずり、事前に説明を受けた通り2杯水を飲み、500のペットボトル2本のお茶を買い、持って来るの忘れたハンカチまで買って駆け込んだ(さらに朝から止まった回覧板まで回収した)。

 

そして一通り説明を受け、長い闘いが始まった。

 

今日までちゃんと食事制限を実行してきたが、前回の記憶が薄くバリウムも苦手じゃないし、苦労しないはずと高を括ってた。

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最初は順調。2リットルのこれを10回(!)に分けて決まった時間毎に飲むわけだが、飲むペースや合間の水分補給(朝買ったお茶)もタイミングと量が決まっててなかなかの仕事。これに、便意を催す度近くのトイレに行くのだ…大変だこれ。


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環境は最高で縁も深いC病院なんだが、新しい予防医療施設のホスピタリティーは特に最高だと思う。少なくとも病院にありがちな「エコノミークラス」ではない(待ち合い場もなんとなくビジネスクラス感)。駆け込むトイレも分かれていて、今日は7番。誰にも気を遣わずに行けばいいのは助かります。

 

最初の1リットルは、200を15分ペースで3回+10分ペースで2回、ここでお茶500。かなりの量だが、ペースを守る、記録を付ける、トイレに行くのサイクルがキツいと感じ始める。


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後半になると、洗浄剤(要するに下剤)を飲み切るペースに加え、透明水様になる便の状態を逐一報告し(見せる)、検査できる状態かアドバイスをもらうなど、段々ストレスと疲れでしんどくなってきた。また気のせいか、少々巻きが入り始めそれも余計にプレッシャーがかかることにもなった。

で、何っとか2リットルの洗浄剤を飲みきり、1リットルのお茶も飲みきり、便も合格し(万歳)、内視鏡のゴーが出た…ふぅお疲れ俺。

 

第2ラウンド。穴の空いたパンツに履き替え、診察室に向かう。設備の整った、真新しい室内に通されると、全員女性(むしろ若い)…。抵抗も羞恥も出来ないままコトは進む。

腕に注射をしたまま、レントゲン検査みたいに体勢をコントロールしたりコントロールさせられたり。そして一瞬でカメラが侵入。腹部の張りを感じながらも目の前の画面に映し出される自分の腸内。会話しないともたない。不安は全部聞くに限る。深呼吸…ふー、ふー。背中を擦られると落ち着く。特に痛みはないが、されるがままにされることに抵抗がないと言えば嘘になる。この体勢、色々出てやしないか、しかしアンコントローラブル…、そして。

 

全部調べて、2ヵ所。説明があった。

…見つかってしまった、ポリープ。1cm位のものと数ミリのもの。検査してよかった、のだが、いつ出来たのか、何が原因なのか、どうしたらいいのか…色々きいてしまうが、結局それは、今度予防医療施設ではなく病院の消化器内科で診察、手術(切除)して組織を見てから専門の先生が判断する、とのこと。うーん、そういうもんなんだ。

 

高血圧に続いて始めて内臓系の、病気の芽、かもしれない何か。これも歳のせいかと今更感。不安はあるけど、取り敢えず早く取りたいし、また出てこないよう祈りたいし、少しでも余計なストレスのない人生送りたいと、心底そう思った。そして高齢でも、割と大きな手術してる両親がまだ全然元気であることを思うと、前向きになれる。

 

今日は消化のいいものを、ということだったが、取り敢えず食べたいものを帰りに買った。これはこれで一安心。お腹も空いてたし、納豆巻(海苔がNGだった)とポテサラとノンアルビール。そして一気に昨日今日の疲れが出て、全身がさらに棒。とても仕事なんて出来ないわ。…