もう、何度こんなフレーズを聞いたか。
例によって凹む台風話。
あれだけ経験してきた、何度も書いてきたことなのに、明らかに今回のは物言いが違う。繰り返される「それでも違う感」。
9月1日。
九州西を通った9号の警戒と同時に、実は次の10号の方が恐ろしいという情報が入る。7月に続いた度重なる豪雨、警報からようやく抜けたと思って2ヶ月。猛暑に耐えてコロナをかわして来たのに、またしても緊張が走る。
まだはっきりしないが、岡山を直撃しかねない予報にまた心を折られる。昨年関東を襲った15号だって考えられない気圧の最強クラスだったはず…。もはや専門家も表現しきれていない。
9月2日。
いつものごとく仕事に身が入らない。何とか帰りに備蓄兼持ち出し食料買ったりする位。
無力過ぎる。ネットも見ていられなくなる。
できることはなんだ、いい避難場所はないか。普段あまり発信しない人まで警戒している。明らかに違う。
バッテリーがいるぞ、エアコン的なものがいるぞ、どう逃げる、いつ逃げる-
9月3日。
何だかギックリ背中な日。どうせいるだろうと、湿布と心の漢方、そして昼にデオデオまで行ってとうとう大きなバッテリーを買った。こんなにするんだ、丸一日扇風機回す位で70,000円也。背に腹。しかし重い。非常用トイレと一緒に買う。本当はエアコン使えるくらい何とかしたかったんだが。
どうやらコースが少し西に逸れつつある。それでも社内でも注意喚起があったり気象が専門の知人も含め誰も安心してない。
それにしても、また九州…無慈悲すぎる。
9月4日。
まだ天気はいいので午後から高1♀の学祭に行く。駅から歩くと流石に暑い(往復)。
ものの1時間ほどだったが、いやよかった、よかった。青春だ。美術系のコースに進み美術部に入りイラストのサークルにも入ってる娘。一通り見たけど、頑張ってたな。そして上級生の画力に改めて感心。僕は当時走って跳んでの真逆だったが、ここに入ってよかったんではなかろーかと思った。中庭のバンド達見ながらコロナになど負けてないなと思った。
帰宅後、娘の塾の途中ゲリラ豪雨があったんだ。割とすぐ止んだのに道路は水が流れてたらしくこんなので台風なんかに耐えられるのかと。初めての学祭初日で疲れて帰って寝てしまって飛び起きてった。何だか可哀想でもあるな…
9月5日。
朝から晴。かわし気味だった情報、久々にしっかりNHK観ると何とか(かなり良い方に解釈)暴風域からは外れそう。が、どうなるかは蓋を開けてみないと(誰にも)わからない。
日本気象協会を見ると岡山は日月も何とかなりそう。相変わらずYahooとの週間の見解の違いよ。
日本気象協会は台風後また次の週末雨が来るが、Yahooは晴れ続き。真逆はまずいだろ。
それでも気を紛らせるため、昨日の晩は兵隊やくざ、悪名と観た。いいこと言うなあ…この時代とはそういうことだ。大いに勉強に。
風呂場の詰りを解消しつつバッテリー充電しつつGS充電しつつ、残りの飲料食料とかを買い出した。疲れた、後は冷風扇か。
あとこれだけは言いたい、ハザードマップ。
ここ倉敷はほとんど色がついてて想定浸水区域外に出るには車が必然になる。しかもそこは屋根がない。何ヵ所もない。そしてそこはその近くの住民の方も来るわけで。当然そんなキャパはない。
原則的な注意喚起もいいが、じゃあ実際どうするのかの解が見えない。椅子取りゲームなのか?
こんな青空なのに何故か県北は大雨洪水警報出てる。そして気象庁の会見。「間違いなく災害が起こる」。
各報道もどうしていいかわからない+他人事。明日午前にも鹿児島には大雨特別警報が出るという…。