コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

よわい

弱いのである。

経験や知恵やそんなものがまるで意味をなさないようになってしまった。

弱い。

克服したはず、一段上に上ったはず、楽になれたはず、だった。が、しかし。

弱い。

 

今日は娘が一瞬体調崩した。しばらくしておさまったのだが、そういうのに特に弱い。…同じもの食べてるはず…他に劇的にはない…ストレスも今はないはず…え、え、まさか?とこういう反応に体がなってしまう。(こないだもこんなことになったはず)

しかも本人はもうけろっとして弟と爆笑してるというのに、こっちのダメージの方が続いてるってどういうことよ。

 

弱いといえば、小さい頃からその先の展開が分かるとアニメやバラエティでもチャンネルを変えてしまう癖がある。見ていられない、その弱さ。変えられるだけいいが、現実世界ではどうしようもない。

大したことない経験でも、ある程度図太く先が読めて楽観してほしい。なのに悲観が速く強く反応してしまう。

例えば、水産学部の航海実習やフルコン空手の稽古や厳しいと評判の印刷会社で、これを経験すれば怖いものなしと思えたことも、時とともにより強い不安に負かされておよそ無かったことにしてしまうのだ。勘違いでもいいから糧にしとけばいいものを。

不安と自信は両方必要だが、これは余計な消耗である。繊細さと大胆さと、聞こえはいいが(よくもないか)、打ち消し合う存在ならやはり勿体無い。

 

特に他人の病、調子の悪さ。それにストレスや不安がすぐ胃腸に来るという、分かりやすくも脆すぎる点。最近では土日でもなってバイクにも乗れなかったりと、まあ弱い。子供の頃から弱いままだなあ。剣道も水泳も陸上もそれでだめだったのに、弱い上に変わらない。

 

新しいインフルエンザが来たときや一昨年の豪雨時なんかは大袈裟でなく震え青ざめるほどだった。で、何故か今回のコロナ騒動では落ち着けていて、できることだけしている。不思議と。

気の持ちようだと、言って誰か。

 

歳をとるってこういうことか、

齢(よわい)なあ。