期せずして2週続けての激走と相成った日曜日の話。
10時30スタート、まずはR180をあてもなく北上。今回は先週の補完としよう。
久々にまともにR180を上がるのも新鮮。高梁と新見の境辺りに「済渡寺公園」の文字。入ってみる。
たいそうな看板だったが、意表を付くアプローチを見せぐんぐん高度を上げると何とダートになってしまった。
一旦降りて歩いて確認。大丈夫そうなので行ってみる。
しかもこれ、展望台はまっすぐ行けと。獣道か?
すると広場に出た。
てっぺん茶屋?
どうもこっちらしいが、やっぱりダート。これはやめた。
とりあえず寺らしきものがあるが、公園が見当たらない。
結構新しく立派な気もするのだが、これが何と行き止まり。結局人の気配もないままさっき来たダートを引き返すことに。これR180から誘導する場所か?(Zさん、あとヨロシクです)
気を取り直してR180を北上。K8へ折れる。伯備線を縫うように走る。
お、備中神代駅だ(Zさん、来ましたよ)。さらに上がると先週走ったところに出た。高瀬湖をパスしてさらに西へ。
道後山林道入口だ。結構この辺では有名なダート。
今日は軽装だし250ならなあ、と気分だけ楽しんで後にする。
さすがにここまでくると涼しい、先週よりバイクも見る気がする。
さあどうしよう。ぼちぼちくだるか、今14時30。
展望台やら、
不思議な建物、
なんぞありながら、K11~R183~R314とマップに書いてある通りの快走路を快調に下る。東城ではUターン中のエンストで冷や汗をかきつつも路面を蹴ってリカバリー、しびれる踵でさらに走る。
このままR182をくだるのもなあ、と思ったのが運のつき。経験上快走路の後は酷道と相場が決まっているが、今回はまさにこれ。油木でK9に折れちまった。
一桁県道も侮れない。地図どおりにK77に出るまでに一苦労。陽も暮れ、何の心配もしていなかった雲行きも怪しく、とうとう小雨が降りだした。そうなると一気に暗く悲しげな道のりに。
あとはK411に迷いながらもK77を走りぬけ、R313を南下。井原からはR486を東へ東へ。後の3時間弱はどしゃ降りにはならなかったものの、暗く濡れ続ける我慢の走りで結構な消耗。。。帰宅は18時30となってしまった。
2週連続も距離以上にタフな280kmであった。
「ピンポーン」
…実家から戻ってくるはずの家族かと呼び鈴の鳴った玄関へ行くと、そこに住宅会社の営業がケーキを持って立っていた。
「今日はこのお家、引渡しからちょうど一年でして」
ありがたい心遣い。その夜はみんなでいただきましたとさ。