コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

また…

6月1日の日記で長男の高熱のことを書いたが、その後は下痢が続いていた。6日は参観日。長女の通う幼稚園に行って、普段見られない園内での様子を見たりできてとてもいい経験になった。

実はこの日まで「いじめ」に悩んでいた節があった。長女や家内の意見をまとめると…
同じクラスの女の子が冷たい態度をとったり、手を出すのだと言う。で、その子に影響された他の子も…。もちろん仲のいい子はいるのだが、幼稚園児の言葉だけではほんとのところはわからない状態だった。しかもこの話は、何かの拍子に必ず出てくる。時に涙を流しながら。

ある日、長女は手紙を書いていた。深夜会社から戻ると食卓の上にそれはあった。左利きの長女が鏡写しになったひらがなカタカナごちゃまぜに、「私をいじめるのもうやめて」。その周りには楽しそうに遊ぶ子どもの絵がたくさん描いてあった(泣)。それを渡すのだと言う…。同じクラスは家族みたいなものだから仲良くしなきゃだめでしょって言うんだって…。

なんて子だ。およそ、皆まだうまく意思を表現できずまた人間関係も作り始めたばかりだから、すべてのことはしょうがない、これから少しずつだ。しかしつらい思いをしてても手紙に託そうと、読んでもらおうとするその姿勢。実際幼稚園に行きたくない日もあるらしく、それでも行けば楽しかったと帰ってくる。ああ、それを考えるだけでつらい日々だった。

続けざま11日のプレゼン(またも大型の案件)に向け毎日遅い帰宅。しかしその心配もありつつ、現実を見てほっと胸をなでおろすことが出来た参観日だったことは大きな収穫。これからも色々あるだろうが、ゆっくり慎重に見守ろうと思う。

7日の晩。その長女の体に赤い斑点。実家から帰ってからだったが、本人も周りの大人もまったく気づいていなかった。虫刺されをうたがうも「水疱瘡」だと判明。幼稚園から帰される。長女は幼稚園に行けないことを少し喜んだ。
二人とも予防接種を受けていたが、上の子にだけ出た。ちなみに家内も自分も経験済み。ワクチンの力と最近は特効薬があるため、数日後には枯れ始めた(とはいえ急いで調べてはじめて、一度かかると一生の抗体を持つことやあまり熱は出ないことを知って安心したのだが)。

11日のプレゼンは無事獲得(無事じゃない、課題も山積。しかし新しい体制での結果でクリエイティブも振り切れたし、結果が何より)。今期が見えたものの多忙さは増す。その晩、落ち着きかけたと思った長女が高熱を。そして翌日には二人とも39℃台になってしまった。


長女の熱は割とすぐ引いたが、問題は長男だ。12日夕方に病院に行って二人分の各種薬が出たわけだが、長男の方の熱が先々週同様39℃台後半を推移。で、14日日曜も朝方まで熱が下がらず朝一休日診療機関へ。これも第2波があることから明らかにウイルス性で、症状からやはり風邪の一種だと言う…。切れてしまった座薬だけ処方してもらい帰宅すると、熱は下がらないものの少しずつ元気が出てきた。これぞ子ども。触るだけで熱いのに昨日のぐったりから一転して明らかに動きが出てきた。
午後にはほぼ平熱に戻り、顔の熱っぽいむくみも取れた。またその間、上の子の様子も変わらず熱も出ないまま、親二人にもうつらなかった。今日だけでも朝3時ごろから起きている上、こないだと同じような週末。しかも2月から風邪を繰り返しているし、上の子にはアトピー性の皮膚炎も少しあったので、水疱瘡と重なりややこしかった。

恐らく明日にも幼稚園に行っていいと医者から言われるだろうから、来週はまたいつもの流れに戻れそう。今日にもなると、さすがに長女も幼稚園に行きたくなったよう。元気だしお店や公園にいけないことの方がつらそうだ。やはり大人も子どもも健康が一番だと痛感。
しかし大人ふたりは心身ともに疲労のピーク。長女が小さいときには発熱なんか一度もなかったので、正直男の子かなーなんて思う。休みの予定が狂うこともそうだが、何よりインフルエンザよりこっちの方が重症に思えてならない。タミフルリレンザもない、高熱を伴う風邪の方が、ある意味恐い面もあると。。。

またひとつ勉強になった今週末だった。


追伸。新型のニュースを見たり今回の騒動や、実際熱い子どもを抱えて病院に行ったりすると、途端に調子が悪くなる。二人の熱を測って高いと、何か俺もおかしいかもとか言って脇の下に体温計を入れると「36.5℃」。一番凹んでいる俺だけ平熱かよ。病は気からを何度体現しても心が弱い自分であった。