コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

感動の日

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2月20日午後3時。
元気な男の子が産まれました

長女の出産のとき、大きな病院だったのに不適切な処置がなされ、心身ともにダメージを受けた家内…。今度は何人かの経験者にも勧められた、ある小さな助産院にしました。

地域医療において産科以外でも「かかりつけ」のお医者さんを見つけることが大切だと言われますが、最近の事件やニュースを見るまでもなく、医療の分散化は必要だと感じます。過酷な現場と医者離れがさらに医療の集中化を招く悪循環。通常分娩においては、助産院の存在が今後はもっと重要視されるのではないかと思いました。

もちろん陣痛の痛みは変わらないのですが、その時間を短くしてくれる。色んな疑問や不安に対して、適切な言葉で応えてくれる。2度立ち会った自分から見ても、その差は歴然としたものでした。

家内を見て、はっきりと回復の度合いが違う。単純に比べているのではなく、色々な視点からそう結論付けられたのです。アロマ、お香、お灸、マッサージ、乗馬運動、そして水中出産。医者の発言はすべて医学的に裏付けられたものなのでしょうが、実社会においては「正論」であっても言うタイミングや相手、その口調によって大きく意味が変わってきますよね?それに近い「間違い」が多いのではないかと感じるのです。

妊婦がどう思うか、家族がどう感じるか。その視点に欠ける発言が、ひとつでもあれば、こちらは不安になります。
「明日地球がなくなる確率は決してゼロではありません」
…そういうことでしょう。

傍から見てお湯の中から「するっ」と出た赤ちゃんや、数時間後には家内も含めみんなで同じ部屋で会話をしていること、みるみる回復するその様を見て、やはり凄いな、経験の賜物なのかななんて思いました。

何はともあれ、ごくろうさまでした
そしてありがとう