コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

出会い。

ひさびさの連休である。
やはり人間、土日は休む必要があると思う今日この頃。

例によってのんびりと昼出発。久々なのでRBに寄って圧のチェック。フロントが1.1まで落ちていた。ここでまたDR400に乗る店員さんとオフ話で盛り上がる。気を良くして、バイパスに乗った。

またまた例によって美袋線からR180で高梁に向かい、道の駅かようへ折れる。天気がいいので暖かく感じるが、冬カジュアル系でまとめた今日のウェアリング。下から言うとレザースニーカーに厚手の安い靴下、あったかタイツを履いてパラシューターを重ね普通のパンツを(重ね着用に2サイズでかいもの)。上はあったか長袖シャツに厚手のトレーナー(パジャマ)を着てウインターJAC。手はウインドストッパーに普通のオフグローブ、そしてR&Rのハンドルカバーを(10年もの)。そして顔には山用かスキー用のフェイスマスク(これも10年もの)を付けた。完璧。

さすがに手袋をとると風が冷たく感じる。休憩しているとZZRとMT01が来た。先週も海沿いを小走りしていてエンジンは快調。チェーンもまあまあ。午後3時半。どーしよっかなあ。ちょっと足を伸ばして、道の駅かもがわ円城へ向かう。

R482を東へ。県道とかこういった番手の国道はやはりよい。休憩し何事もない1日かと思っていると、なつかしいバイクがやって来た。それはかつて乗っていたXLR250R(RH)と同色のBAJAだった。この色はないはずなので、シートを変えたか、オイルクーラーがなければ逆にRHにバハライトを付けたか?
それにしても懐かしい。セローの後釜として3年、林道にロングに一時は月に3000kmも走った思い出のXLR。ライダーさんはさっさとどっかへ行ってしまったので、バイクに近寄りしばらく待っていると、さらに4台のオフ車がやってきた。若そう。XR650、XR250、初代ディグリー、それにKLX250。この辺の林道を走ってきたのか、寒い中素晴らしい。久しくこういう風景見なかったなあ。

やっぱ250いいよなぁと、ベンチで休んでいるとBAJA乗りさんが隣に来た。
「林道走って来たんですか?」
「ええ、この辺のね。」
などと話すうち意気投合。数年前にリターンライダーとなったその方Kさんは、急にオフに目覚めTS125Rで九州旅を敢行したりBAJAで北海道を走ったりと最近の走りっぷりを聞くと凄まじい。懐かしいXLR話で盛り上がり、旅話で盛り上がる。住まいも自分がかつて住んでいた地域で、何と定年退職した親父と同じ職場であった。そんなわけでその話題でも盛り上がり、話はアフリカツインへ。
すっかり陽も暮れ、誰もいなくなった道の駅で、まだまだ話は続いた。お互いのバイクを交換。こっちは久々のキックに苦労し、始動してからは自転車のように操れる軽さに感動。普段乗ってる750象に比べるべくもないが、楽しい楽しい。何でもできると思ったし、まるで恐怖感がない。
Kさんの方も大型は眼中になかったと言いつつ興味津々。大柄な体はアフリカにもちょうど良く、何度も乗り回していた。
「こんなだったかなぁ。でも面白い!」
「いいですねえ、アフリカツイン!」

…結局mixiもやってるとのことで、メアドも交換しこれからも走りに行きましょうとなった。向かう方向も一緒なので、二人で同じ道を帰る。こういうのも久しぶり。倉敷方面まで最短距離を走る。そういえばKさん、スキーグローブにGパンだ。オフブーツは履いているものの相当寒そう。こっちは防風素材を各所に仕込んでいるので、この時間でも暖かい。

帰宅は7時前だった。いい出会い、いい1日だった。距離は100kmそこそこだったが、充実感たっぷり。こんな時オフに乗ってて良かったと心底思う。娘は一人で実家にお泊まり。久々に静かな夜でもあった。

250! 乗りたいぞ、また