連休折返しは天気も回復、昔の様には行かなくてもやっぱり小走りに。そう、本当に毎年旅に出て(大体似たようなコースだったけど)、毎年必ず雨に降られた。DRのN君と突然出た時も、高知の屋根だけの休憩所で大雨の中一晩中フライシートに子猫とくるまってやり過ごしたなあ。若い。
蒜山位行きたいもんだが色々(色々)あって午後出の下道行。思いの外交通量もなく、180は目の前にボスホスらしき一台のみ。そしてまたしても313を北上。ここんとこよく来るから道の駅もスルーしてK30を南下。
…最高である。本当に1年でいちばんいい時期だと思う。こんな近場でも、連休中の現実逃避でも、もれなく美しい風景。
帰って息子とイオンに行くかもだから、適当な時間に帰らねばというのもあって、こんな小走り。とは言えあまりにも何処も寄らないのもと、めったに行かない「みち亭あさひ」に曲がると古いBM。そして小柄ながらバイク乗りの大先輩と思しき男性が。
…本物だ(俄然)。バイクもだが乗り手さんの桁外れの経験値(オフロード走行ならアラスカだとか、GSも何代も何十年も乗って何もかもご存知、かつR90Sも新車からお持ちとか…まあとにかく度肝)。写真のこれは8年掛けてカスタム+リフレッシュされたR100RS。新しい部品は新しく古い箇所はそのままに、シンプルかつとても美しいものだった。それでも古いGSがいいとの感覚で一致…した?
ふらっと寄ったばかりの出会い。これがあるから止められない。しかもご自宅近くを僕が通るのを知っているらしく…狭い世の中いや水平対向繋がりと言うべきか。いやいや、何とも嬉しい時間であった。
その後は429〜K76で帰宅。ちょっとアレは張ったけど、ほんの小走りほど貴重なことが起きたりしての4時間ほどでしたとさ。