コシトタニマトマルイスト

やっぱり旅に出たいCW/CD系会社員の、すべて独り言。

台風前日

最大級のって、正常性バイアスって結局なんなん。
数日かけて、買える物は買ったつもり。
でもとても最大級なんかじゃない。結果なんか何も担保してない。どこまで疑えば正しいんだ。安心なんか出来ない。

今、電池式スマホ充電器買ってきた。
昨日は衣類圧縮袋、十徳ナイフ買ってきた。
一昨日は飲料、食料買ってきた。
携帯トイレ、除菌ティッシュ、ガムテも用意した。
で?

結局強靱なキモチやカラダの方が必要だよ実際。
コピーなんか手につかんし、GS倒れるかもしれんし何が飛んで来て何が壊れるか分からんし、やれることやっても最大級はその上。結果はその先。
後ろからも来とるし、仕事もそれ以外も容赦ないし自然はもっと容赦ないし、周りは警戒してる人いないし。

 

疲れる、後は運じゃろ?

明日は長くて短い一日になる。

また

今日は本当なら運動会の日。

順延になって息子は学校に行った。午前中の授業、外は落ち着いてる。

それにしても何度目だろ。こう何度も厳重な警戒って言われると、心もバラバラになりそう。少しでも平常を保ちたいけど、正常性バイアスと言われる。空振りでもいいって言われても個人でできることには限界なんて低い。でも、しょうがない。

 

岡山は明日の午後から夜がピークのようだ。またバイクのカバーを外し、自転車たちをくくり、最低限の風対策を。気が重い。災害をもたらした過去の類似台風を例に挙げ、最悪の想定最悪の想定と繰り返す。最悪なら想定できないじゃないか。何をしてても飛んでいく可能性、飛んでくる可能性を考えると、何もできなくなるじゃないか。

って、間違ってますか。

 

何を否定し何を肯定したらいいか。結果論なのか。

コピーなんか書けない自分がいる。

久々バイクの日

不安ばかりじゃしょうが無い。明らかに賞味期限の切れすぎたヘルメットとバイク靴を買いに行こう。

バイク自体久々、ううむ大丈夫かな。えいっ

 

もう5、6年になるかなヤマハギブソンhttps://www.amazon.co.jp/dp/B007B8L7X8/ref=cm_sw_r_cp_apa_P3IPBb12Z2PZS)というシールド付オフメット使ってたんだけど流石にもうってことと、海外の動画観ててジェットもいいなと思ってて探してたけど迷ってて。

最初にナップス行ったら合うの無くて2りんかん行ったら、たまたま倉庫に残ってたのがアライのCTZ(https://www.amazon.co.jp/dp/B00826SCKE/ref=cm_sw_r_cp_apa_X9IPBb2BHWV8V)。このバイザー付ジェットってのがなかなかないんだけと、需要無いのかなあ。

ジェットで安いのは他にもあったけど試着すると流石にがっちりしてる。流石に2大メーカーだ。これまでも大体どっちかを交替で買ってる気が。

眼鏡してるしシールド開けて飲み食い楽そうだし、その辺歳かな。ついでに、もっと前いつ買ったか分からない位前からあるライディングシューズも新調。既に底が外れかけてる。色々見て前と同じelfのにした。ローカットだけど楽でフィットしたから◎。

因みに展示品限りだったからちょっとまけてもらえた。言ってみるもんだね(^^)f:id:exmaruisu:20180922211001j:image

 

暑くて結構混んでたけどいい買い物(とは言え軽くえいやっ)出来たし不安もなく戻れてやっぱりGS楽しいなと帰ってきたら、知らない男性(年は一回り上位?)に家の前で声掛けられた。

聞けば超ご近所さんでR1200R乗りらしい。かなり遠くまで行ったり贅沢な旅をするお仲間が多いらしい。暗くなるのも忘れて久々バイク談義に花咲いた。また機会あればーってことで。大人のバイク乗りっていいな、人生と重なる訳でその色々が面白きかな。

 

そんな、何でも無いことを楽しめたバイクな日。

コピー、書かねば汗

ushiromuki

ああ、いろいろあるもんだ。

 

あれから台風がふたつ来て、また避難だ警戒だと心を削ってる最中に、仕事でも凹むことが続いて、全く上手くいかないもんだとそんな夏。ほんとうに上手くいってないな仕事は特に。

結果が出なかったこともふたつあるし、怒りの感情が出てしまったことがこれもふたつあって、家の用事関係はこなしてるんだが、裏目裏目に出ちゃってる。

 

そんな中、NHKスペシャル「メガヒットの秘密〜20年目のB'z〜 2018アンコール」を偶然見た。…衝撃だった。ほとんど興味はなかった存在なのだが、岡山県出身の稲葉。何を語るか観てたのだが。

そのコツコツと積み重ねる妥協なき姿勢と作業。売れるからには、売れ続けるからには、理由があるんだなと。稲葉の傍らにあった国語辞典、感覚を大事にしながら自分の主張を押し付けない。妥協することと感覚を信じることと視野を狭くすることは、一緒じゃないんだ。

言葉だけじゃない、ものを作る、発信する人間として、大事なことを学んだ気がする。明日明後日の仕事、さあどうだ。

そして遅ればせながらの宣伝会議賞。もっと好きだからこそ突き詰めるべきじゃなかったか。言い訳と甘えに満ち、それを嘆くだけの人生だったのか。

 

負けてばかりじゃ、いられない。

久々小走り

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いや久々にGS乗ったわ。

5月の終わりに前職のバイク仲間と乗って以来。しかもその時後半腰が重くなってかなりしんどかったな…。

 

で、ようやく掴みかけてる感覚がある。どんどん動かすこと、良くしようと思いすぎないこと、あとはいい姿勢をできるだけ。

毎週末軽く走れてるしこの時が一番楽だし、多分間違いないはず。ストレッチも色々やり過ぎず、これと決めたのを時々。これでどうやら十分みたい。

 

これまでも一進一退を繰り返していろんなもん、それこそサプリ的なビタミン剤的なもんから得体の知れない運動までやったけど、これだけ体操で十分かもなあ。それより意識しすぎず動かした方が普通に良さそう。全く自分と同じようにかばい過ぎて慢性化した人のブログがあった。その人はこれまでの逆をやって、すっかり腰痛知らずになったという。

 

で、今日。午後から少し、宛もなく80km程か。

https://www.instagram.com/p/BmpvM4ig2RP/

久々に小走り。3ヶ月弱ぶりか…。暑い#r1150gs #bmwmotorrad #shorttrip

どこにも力を入れず骨盤を立たせ、それでいて動かしつつ楽に乗る。完璧を求めず、まあこんなもんかと乗れば、乗れるねえ笑


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180を北上、高梁のループ橋から道の駅かよう。ところどころ豪雨災害の爪痕が生々しかった。少し暑かったけど、バイク多かったかな。

 

明日ダメージなくて、ちょいちょい乗れてたらいいことにする。この手の腰痛は、整形外科が如何に見当違いな見立てをして稼ごうとするか身を持って知ったな、ほんと。

 

あ、最初の写真は、バイク乗ったあといつものように歩いた酒津の夕景。

企画とは

今日初めて、真備に入った。

この街との関わりは20年を超す。まだ結婚する前、家内の実家に行って以来だ。その街に降り掛かった未曾有の災害。向き合えない自分がいた。義母が無事だとわかってからも、報道のせいだけではなく、本音で言えば避けていたのかも知れない。

 

営業と2人、慣れ知った道を進み橋を渡る。視界に飛び込んでくる災害ゴミの山。3週間経ちある程度整理され、週末の台風の後でさえ砂っぽい景色、そこまで水面が来たと思わせるその何か。やはり…想像以上だ。脳が拒んでいる。世話になったバイク屋では、主人が泥だらけのアドベンチャーを洗っていた。

 

メインの国道から一本。ナビを頼りに向かったのは避難所になっている小学校。それでも元気に片付けている人がいる。狭い路地。ここも、そこも、理屈で知識でわかっていても、どこまで行っても壊された街。自衛隊車両を見ると涙が出るようになった。

 

小学校に着く。整備されたグラウンドの駐車場。今日は快晴。ここにコミュニティがある、生活があるんだと思うとまだ想像がつかない。体育館からたくさんのエアコンが出ている。高知県小金井市、県外からたくさんの方。

 

災害以降いろんな事を考えていた。いろんな言葉を書いた。何かすべきだと思った。そして、今日はとある企画の実現に向け、実際現地ではどう考えているか何を感じているかを知ろうとやって来たのだ。色々な方に声をかけ、知りうる限りの情報を仕入れ、細々調整をしながら、かなり固めてきたつもりだった。ところが。

 

会議前で忙しい校長先生からはあまりいい感触が得られなかった。教頭先生には一から説明するものの、実際子どもたちへの教育支援を行っている図書室へ行ってみては?と言われ、そこでも教育委員会の方が当番でいらっしゃったが、こちらの風体から怪しまれるばかり。そしてボランティアにたまたまいらっしゃった県議に詳しく話を聞けた。それでも。

被災地の現実、それはまったく自分の考えの及んでいない世界だった。綺麗事も大義名分も通用しない。理屈は素通りし、机上は空論だった。魅力とは、価値とは、企画とは。

結論から言うと、根本となる思いには同意頂けたものの、本当のニーズと、思いつきに等しいアイデアは一致しなかった。そして被災地の為であれば、急いでことを進める必要も微妙な価値観を無理して追い掛ける必要もない。

 

それでも折角来たのだからと校長先生の会議が終わるのを待つことにした。外の日陰で待つ。それぞれ役割があるらしい。出来始めたコミュニティで、安定を築き始めたところか。一日も早く抜け出したいだろう、一時的な日常。窓ガラスに貼られた「頑張ろう」の文字に涙が出る。たまらなかった。頑張っている人しかいない場所で、頑張る他ない場所で、頑張りたくなくても頑張ろうと言う他ない現実。ここで暮らすことなんて、想像どころか、現実だとすると―。

 

再度校長先生と話をする。もう結果は明確だった。気持ちは分かる。必要なことだとも分かっている。でも。…よかった。踏ん切りがついた。こうして現場で聞けて良かった。遠慮無く、否と聞けて。収穫も大きかった。タイミング、ニーズ。業界のためにも被災者のためにもその他の多くの方のためにも、そして会社のためにもならなければならない。

 

やはり企画は現地でやるべきだ。そしてこのチャレンジは正解だった。思い、考え、動いてよかった。

 

それが、自分の使命だと思って。

自粛

平成30年7月豪雨の大水害から2週間。

幸いにも家族は皆無事で、逆にあれから雨が降っていない。記録的猛暑が続く。

日を追うごとに明らかになる被害状況、増え続けた被害者数。

それでも同じ市内・町内でも状況が違えば、意識も違う。災害ってそういうものなのか、改めて知った今回の出来事。阪神淡路大震災も、東日本大震災も、熊本地震も、見てただけのことだった。

生きている幸せ、何もなかった幸運。日常が殆どを占めているありがたみ。

 

それにしても、警報、避難情報、水位…、デマとか正確さとか公式発表とか報道とか。情報について、正しさについて考えさせられた。そして、それ以上に意識の違い、温度差。何かを発信できるというのは、うまく言うなんてただのエゴかも知れない。コピーライターとして何が出来るかなんて。

被災者は今をどうにかしなければならないし、今後への不安を一ミリでもなくしたい。行政含め支援者はどうか。被災しなかった他の県民はどうか。何を思い何を目指しているのか。

 

災害支援の最前線にいるネットワークにスローガンを依頼され、報告会議に顔を出した。ビルの一室に100人を超す熱量、各避難所から吸い上げられる情報・課題、そして統制されていない何か。仕組みとか順序とか表現とか。効率など考えるべきではないのかもしれないが、これから起こりうる被災地での二次災害・心のケア・暴力被害。「頑張る」、ほかないのか。先走る想い、見えない仕組み。

 

県内中自粛の嵐だ。主要なイベントは軒並み中止。地元の盆踊りまでなくなった。被災地を応援するでもなく、被災者に義援金を集めるでもなく、代わりにこれをするから復興した際には大々的にやると発表もなく。

 

自粛って何だ。

 

大丈夫だったところが何もしないことで、誰が喜ぶのだ。誰が助かるのだ。子どもたちは残念がり、理由も分からず次への行動も起こせない。自粛って何だ。お祭りをして亡くなった方に手を合わせ、売上の一部を義援金に回し、地域でも備えていこうということで、さらにコミュニティは強くなると思うのに。

 

自治体の発信力の違いが支援に差を生んでるケースがあったようだ。送り手の情報格差。被災地は電波が届かない。要支援者はデジタルから遠い。報道にはバイアスがかかる。今後に向けて、今日そのものをどうするか。被災した人も、日常にいる人も、みんなんで考えるべきではないかと、思った。

 

自粛って何だ。

僕は、僕らは考えようと思う。